エピソード

宝石の玉屋|エピソード

こちらのページでは
お客様から寄せられたエピソードを
ご紹介いたします。

深まる愛。

結婚30年目のサプライズ?

妻はどんなときもにこやかだった。
その笑顔がここまで私の背中を押してくれた。
「ありがとう」を言うのは照れくさい。
その代わりに、
11月の結婚30周年には真珠の指輪を
サプライズで贈ろうと決めていた。
内緒で宝石店に下見に行ったが、
はて、妻の好みが分からない。
おなじような指輪を既に持っていたらどうしよう。
迷う私に、スタッフの女性が
「真剣にお考えの気持ちが伝われば
サプライズでなくても奥さまは喜ばれると思います」
と言ってくれた。
妻に打ち明けると、その瞬間がサプライズだった。
妻は満面に笑みをたたえ、
「白い真珠は持っているのでグレーの真珠を、
お揃いでピアスも!」
やっぱり直接聞いてよかった。
結婚記念日の当日、
ディナーの席で花束を添えて贈る。
妻は感謝とともに大事そうに受けとってくれた。
「こちらこそ、ありがとう」
そんな言葉が自然に出た。

<2011年春ご来店のIさまのエピソードより>

永遠の愛。

カラットにこめた、彼の想い。

D市から札幌へは何度もドライブしているけど、
あの年の1月のドライブは永遠に忘れないと思う。
真冬なのに、少しも寒くなかった。
車の助手席で待っていると、
婚約者の彼が
晴れやかな顔をして宝石店から出てきた、
小さな包みを持って。
その前の月。
私たちは、雑誌で見たエンゲージリングを
この目で確かめるために札幌の宝石店を訪ねた。
それは、プラチナに
0.4カラットのダイヤモンドと3つの
メレダイヤを埋めこんだ指輪。
ひと目で気に入り、その場で購入を決めたのだった。
「あけてごらん」
高鳴る胸を抑えながらケースを開けると、
あのときの指輪がひときわ輝いていた。
内側の刻印を見ると、0.424…?!
「ずっと内緒にしていたけど、
あの後すぐスタッフの人に電話をしてね。
君の誕生日が4月24日なので、
どうしても0.424カラットのダイヤを探してほしい、
とお願いしたんだ。見つかってよかった」
彼の話を聞くうちに、
0.424という刻印がにじんで見えた。

<2006年12月ご来店のNさまのエピソードより>

継承される愛。

3世代をつなぐ、宝石の輝き

娘のふとしたしぐさに
少女から女性へと成長していく様子が見られ、
親としての幸せを感じるこの頃。
彼女が大学生となったこの機会が、
長い間胸に抱いてきた思いを伝える時かもしれない。
パールと、ダイヤモンドと、
オパールの指輪を娘に贈る。
「この3つの指輪は、
私が若かったころに母から贈られたものなのよ。」
それにしても、細い指だこと!
リフォームのために娘と一緒に宝石店を訪れ、
サイズを測ると薬指は3号だった。
パールとダイヤはリングをサイズ直ししてもらい、
オパールの石は娘の指には大きすぎたので、
スタッフの方からの提案でペンダントに
リフォームすることにした。
ピンクゴールドの枠でデザインされたそれは、
シンプルで、娘にとてもよく似合った。
宝石は、すてきな絆。
半世紀近い時期が過ぎても、
三世代をつなぐ輝きは変わらない。
一番喜んでいるのは、
かつて自分が愛した宝石を身にまとう
孫娘の姿を見られた母かも知れない。

<2012年7月ご来店のYさまのエピソードより>